Amazon輸出とは

Amazon輸出

Amazon輸出とは
日本で仕入れた商品を
(Amazonに限らず小売でも卸でも可)
海外にあるAmazonで販売する
貿易ビジネスのことを言います。

日本のAmazonで販売を行う
Amazon「輸入」と違って
扱う言語等の問題から
Amazon輸出の方が、二の足を踏む
ケースがやや多い様ですが
それでも「eBay」等のオークション市場で
商品を販売するよりも
遥かに労力は少なくなりますので
未だに人気のビジネスです。

ですが、ハードルは低いと言いましても
初めてAmazon輸出に取り組まれる方にとっては
「難しい」と感じる面も少なくありません。

そこで今回は、Amazon輸出に置いて感じる
「壁」の様なものを紹介して
不安を出来る限りなくして頂こうと思います。

海外銀行口座の設定

Amazon輸出とは

Amazon輸出を行う上で
第一の壁と感じるのが、売上を受け取る
銀行口座の設定と言われます。

何故なら、馴染みのある
日本の銀行口座は受け取りに使えず
「海外」の銀行口座を設定する必要が
ある為です。

海外銀行口座と言っても
2種類有り、法人口座レンタル口座
選択肢が分かれます。

それを踏まえた上で
Amazon輸出(海外Amazon)で使える
銀行口座等を紹介していきます。

World First(ワールドファースト)

こちらはレンタル(本人)口座サービスという
位置づけになるのですが
取扱通貨がドルだけでなく
ポンド、ユーロ、カナダドル等
様々な通貨に対応している点が魅力です。

また、手数料面に関してましても
口座開設費、口座維持費、受取手数料
外為送金手数料を含め、一切が無料です。

ひとつ不便な面を挙げるとすれば
ATMに対応したカードが用意されていない
点が若干心残りですね。

他はレンタル口座として
文句の付け様がありません。

Payoneer(ペイオニア)

こちらもWorld Firstと同じく
レンタル口座となるのですが
手数料面で、World Firstよりも
やや遅れを取っている点が看過できません。

手数料の詳細を挙げていきますと

  • Amazon入金手数料: 売上の1%
    ※累計受取額が$20000を超えると無料になります。
  • 国内銀行への最低送金額: $500から
  • 国内銀行送金時の為替手数料: 2%
  • ATM手数料: $3.15
  • ATM引き出し時の為替手数料: 2.75~3%
  • ATMでの口座残高照会料: $1 or 0.8ユーロ
  • 年会費: $29.95

これだけの項目で
細かく手数料を取られてしまいます。

また、上記にATM関連の手数料を
列記していますが、お分かりの通り
ATMカードの発行がPayoneerにはある為です。

一度に50,000円までしか
出金できませんが、ATMが利用できるのと
できないのとでは利便性が違ってきます。

三菱東京UFJ銀行(ユニオンバンク)

こちらは三菱東京UFJですので
日本の銀行口座として唯一登場しますが
結論から言うと、Amazon輸出には適しません。

理由は、「個人利用」のみ
認められている為、Amazon輸出で商用として
利用した際には、確実に口座凍結されてしまいます。

レンタルでない銀行口座を使いたい気持ちは
とても理解できますので
最後に、米国法人口座を紹介しておきます。

米国法人口座

米国に法人口座を作るには
現地に法人を設立する必要があります。

ここでレンタル口座と比較するべきポイントは
コスト面に尽きます。

1回あたりの送金手数料だけで見れば
間違いなく、法人口座に分がありますが
法人口座を持つには、その他にも
幾つか大きな手数料が発生してきますので
それらを総合的に見る必要があります。

法人設立費用、法人口座開設費用
税務申告や記帳代行に掛かる費用を
考慮しますと、月間のAmazon輸出における
売上で$20,000程度を見込めないと
厳しいと思います。

逆に、その売上面をクリアできる方であれば
そこは積極的に、法人口座を利用して
いくべきだと思います。

ちなみに、米国では州によって
税金が異なりますので
法人設立を考えられるなら
「ネバダ州」がお勧めとなります。

AmazonFBAへの納品問題

Amazon輸出とは

AmazonFBAという
Amazon独自の配送システムですが
日本Amazonに限らず、海外Amazonにも
整備されています。
(Amazon.comが本社なので当然ですが)

このAmazonFBA
実は、FBA倉庫への「直送」が出来ません。

これは、日本から海外(米国)へと
国を跨ぐ際、関税の発生が絡むことが
要因となるのですが、そうなると
別の手段を講じなくてはなりません。

その直送に代わる手段が
「代行業者」もしくは「現地パートナー」
活用となります。

費用面で考えますと
代行業者よりも圧倒的に
現地の良い方とパートナーシップを
結んだ方が合理的です。

では、パートナー選びの方法ですが
海外の「Upwork」というサービスを
使って探すのが近道です。

グローバル社会と言われる昨今
まだ、この手の賃金格差は
縮小していないのが実情ですので
日本で人を雇う「数分の一」の費用で
仕事を受けてくれます。

良い人を探し当てるには
多少、時間が掛かると思いますので
1人ではなく、多数の応募者と接見しましょう。

税務申告(W-8BEN)の扱いについて

Amazon輸出とは

Amazon輸出は海外(米国)での
販売活動となりますので
海外において、税金を納めるか否かという
問題が待っています。

ですが、結論として
日本に居住していれば、海外(米国)で
納税する必要はありません。

その旨を海外Amazonを通じて
申告する方法が「W-8BEN」という
書類になります。
(電子ファイルです)

税務申告ですが
特に、税理士へ依頼する必要もなく
Amazonのセラーセントラルから
流れに沿っていけば数分で完了する作業です。

以下に簡単な流れを説明します。

  • Amazonセラーセントラルへログインして
    「Settings」→「Account info」
  • 「Legal Entity」→「Launch interview wizard」
  • ここで表示される画面では
    電子文書等に関する「同意」を求める
    文となりますので「YES」で答えていきます。
  • 「Tax Status」に遷移
  • 「アメリカ国民であるか否か」を聞かれる為
    NOで答えて次のステップへ進みます。
  • 名前、住所等を入力する
  • 「W-8BEN」が表示されますので
    必要事項を入力してSubmitします。
  • セラーセントラル「Legal Entity」の
    「Tax identity information」→「Validated」へ
    表記が変われば「W-8BEN」の完了となります。

最後に

Amazon輸出とは

  • Amazon輸出で使う受取銀行口座
  • AmazonFBAの納品方法
  • アメリカでの税務申告について

一見、難しそうな問題が並び
この時点で目を背けてしまいそうになりますが
これらの問題は、一度解決すれば
後は楽なものばかりです。

最悪、不明な問題が生じた場合には
Amazonのカスタマーサポートを利用すれば
必ず解決しますので、困難な問題ほど
優先的に処理していきましょう。

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