アマゾン輸出の送料設定を上手く決める方法【高いだけでは意味がない】
目次
送料設定は上手に決めたいものですが
どうしても完璧に取ることはできません。
ここで考えるのは
送料設定によっては
顧客の購買意欲に変化が現れるということ。
費用をペイする為に
バカ高い送料を設定してしまっては
他の出品者に競り負けてしまいますので
その点を意識しましょう。
商品金額との比率が重要
まず、一番顧客にとって良いのは
FREEshipping(送料無料)ですよね。
これも不可能ではありません。
アマゾン輸出を行う以上
売上は商品金額および自社送料の
2つで構成されている様なものですので
送料設定の分を、商品金額に
全てウエイトを寄せれば可能となります。
しかし、これでは商品金額としての
インパクトが大きくなりますので
売れないかもしれません。
多くのアマゾン輸出参入者が
重量に応じて送料を徴収するプランですが
それに合わせて、商品金額と
自社送料の比率を変動させる考え方が
大事です。
商品に$100かけて送料を$20とるのか
商品を$90に抑えて送料を$30とするのか
可変比率は幾らでもありますので
じっくりと検討してください。
FREEshipping(送料無料)の注意点
送料無料の利点は
商品を買って頂く顧客の目線からは
明らかかと思います。
ですが、商品を出品する
セラーの視点で考えますと
売上を圧迫するデメリットが発生してしまいます。
つまり、送料を無料にした分
「販売価格」に負担が全て乗っかりますので
その分に、まるまる「15%の販売手数料」が
掛かってしまうわけです。
お客様に取っては良いことですが
売る立場である場合は注意しなければ
獲得できるはずであった利益が
赤字に転落という自体も充分あり得てしまいます。
送料設定を変更するには
送料設定の変更はSeller Accountの
Settings ⇒ Shipping Settings
をクリックします。
その後
「Current Shipping Rates and Settings」に
移動しまして
「Change Shipping Model」をクリックします。
Shipping Modelは
Price BandedとPer Item/Weight-Based
があります。
Price Bandedは価格変動タイプという
商品の価格帯に応じた送料設定です。
今回は商品の重さによって送料が決定する
Per Item/Weight-Based
(定額/重量制)タイプを選択します。
次の画面では発送エリアと
発送方法の設定になります。
発送エリアは初めのうちは
アメリカのみの設定にして徐々に
エリアを広げていくのをおススメします。
Expedited(速達)を設定するかは
個人の判断によりますが
Two-DayとOne-Dayはチェックを
外しておきましょう。
次のShipping Ratesを設定します。
Rate Componentsの欄は
per Weight(lbs)を選択します。
Per Itemは1つ商品が売れた時にもらえる
基本送料、Per Weight(lbs)は
商品の重さ1lbs(ポンド)ごとに
加算される送料になります。
それぞれ設定する数値は
実際に発送する郵便局のSAL便
eパケット、EMSの料金表を
参考にして決定しましょう。
最後に
「アマゾン輸出で送料設定はバランスが大事」
アマゾンの送料設定に関して
実務面での疑問が多かった方には
少しは価値のある記事と
なったのではと思っています。
この記事が参考になれば幸いです。