Amazon輸入とは【リスクを知ることで強みに変える】

Amazon輸入

Amazon輸入を始める際
リスクの計算を軽く考えていることで
利益が圧迫されてしまうことは
よくあることです。

まず、アメリカから日本への輸入という
観点で考えますと、国内間のせどり等と違って
日本に到着するまでに(到着してからも)
間に入ってくる業者が複数存在します。

これを「中間コスト」と表現しますが
Amazonでの販売に至るまでに
確実に発生してくるコストを
整理しておく必要があります。

また、Amazon輸入は貿易ですので
輸入する商品の種類に応じて
関連する「法規(法律)」等が絡んできます。

Amazon輸入に関連してくる
可能性がある法律だけでも以下の通りです。

  • 食品衛生法
  • ワシントン条約
  • 電波法
  • 電気用品安全法
  • 薬事法
  • 消費生活用製品安全法

これらAmazonに関わる法律関係は
話すと膨大過ぎて、中間コストの説明が
薄くなってしまいますので
また別の機会にお話ししますが
これらの理由から
リスクを理解しない行為により
結果、自分の首を絞めることに繋がりますので
実務を行うことを想定した上で
理解に努めましょう。

中間コストの把握

Amazon輸入とは

中間コストとして発生する費用には
海外からの輸送費、関税.内国消費税
国内での配送費、Amazonでの販売手数料等
かなりの数が利益を圧迫します。

ですが、一つ一つを丁寧に把握することで
確実にクリアできるリスクですので
実際のAmazon輸入販売を想定して
確認いていきましょう。

国際送料

Amazon輸入とは

こちらは、アメリカから日本に届くまでに
掛かる配送料を指していますが
この部分は、交渉力や取扱物量に応じて
幾らでも安くできるところですので
他との差別化ができます。

一般的なレートでみると
kg辺り700円-800であれば良い方で
この部分は多くのAmazon輸入者が
「MyUS」という転送業者を利用しますが
kg500円程度まで落とすことが可能です。

ここまでのレートになれば
充分と言える出来でしょうが
私が知る、MyUSではない代行業者の場合
扱う物流量によっては、kg辺り「300円」台
可能になります。
※当該業者は許可を得ていない為言えません。

関税および内国消費税

Amazon輸入とは

アメリカでの仕入価格には
関税と消費税が発生しますので
2つ合わせて、10-11%程度と見積っておくのが
良いかと思います。

経験上、このレートに収束します。

ですが、商品の種類によっては
膨大な関税が掛かってしまいますので
主要な品目を挙げておきます。

  • 毛皮のコート: 20%
  • ハンドバッグ(革製): 8% – 16%
  • アクセサリー: 5.2% – 5.4%
  • 釣り用具: 3.2%
  • 履物(甲部分が革製): 30%又は4,300円の高い方
  • 床用敷物(絨毯): 6.3% – 8.4%
  • 寝具類: 3.2% – 10.9%

他にも、関税が発生するものとして
「飲料、菓子類、肉魚介類、チーズ等」
食料品の殆どが関税の対象となっていますが
食料品等を、AmazonFBAで販売するには
許可申請が必要となりますので
注意が必要です。

また、許可申請以前に
「18度以下で保存」や「要冷蔵・要冷凍」の
具体的な温度指定がある商品については
保管の対象外とされますので
このルールを知らずに仕入れるだけで
仕入費用や関税が無駄になります。

国内送料

Amazon輸入とは

国内送料とは
国内(自宅等)からお客様への発送
もしくはAmazonFBA倉庫への発送が該当します。

国際送料と比べると遥かに安く
一般的な宅急便をイメージしてもらえれば
分かるかと思いますが
お勧めは「ヤマト便」の利用です。

例えば、東京都内から
神奈川県の小田原FCまでの配送料であれば
30kgまでで「1,512円」で送ることが可能です。

1kg辺り50円でFBA納品できますので
1回の送付は纏めて行うことを心掛けましょう。

Amazon販売手数料

Amazon輸入とは

こちらがメインのコストとなります。

Amazonのプラットフォームを
利用させて貰っているだけに
文句の言い様がありませんが
Amazo輸入販売者であればお気付きの通り
「利益」よりも遥かに高くつく部分です。

基本は売上に対して
「15%」が徴収されますが
商品カテゴリに応じて、8%-15%が引かれます。

FBA関連の雑費

Amazon輸入とは

FBA倉庫へ納品する際には
専用の商品ラベルの貼付が義務付けられ
また、そのデータを印刷する
プリンタ等のランニングコストも
計算に入れる必要があります。

その後、FBA納品が完了した後に
掛かるコストが以下の通りです。

  • 発送手数料
    注文1件にかかる出荷処理費用です。
  • 出荷作業手数料
    商品をピックし、梱包する経費や梱包資材の費用です。
  • 出荷時の配送料
    購入者へ商品をお届けする際に必要な運搬費用です。
  • 発送重量手数料
    FBA商品の発送重量手数料(出荷あたり)です。
    メディア(小型): 53円
    メディア(標準): 0-2kg辺り74円 ※1kg増えるごとに6円加算
    メディア以外(小型): 158円
    メディア以外(標準): 0-2kg辺り210円 ※1kg増えるごとに6円加算
  • 月次の保管手数料
    1点保管するために必要な1か月あたりの在庫保管手数料です。
  • 納品時の配送料
    出品商品を倉庫へ納品搬送する際に必要な経費です。
  • カスタマーサービス
    カスタマーサービスと返品処理に掛かる費用です。
  • 出荷準備費用
    FBA商品として出荷する際に必要な準備費用です。

※これらのFBA関連コストは
「FBA料金シミュレータ」というサービスにて
商品ごとに把握することができます。

FBA料金シミュレータ

また、他にもFBA関連コスト以外に発生する
在庫リスク破損リスクをコスト計算に
予め入れておくことが理想です。

実績に照らし合わせて算出しましょう。

最後に

Amazon輸入とは

Amazon輸入に関わる中間コスト
一覧をご覧になって、何を感じられたでしょうか。

ここで紹介した全てを
頭で暗記することは厳しいかもしれませんが
定期的にここの内容を見返すことで
長期記憶として定着できます。

これからもAmazon輸入を継続するなら
コストへの理解は幾らあっても
困ることはありませんので
刻々と変わるコスト面を
キャッチアップし続けてください。

リスク管理が、利益向上に結びつきます。

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