ASINコードとは?【ISBN、UPC、JAN、EANについても解説】
目次
商品管理において、
「ASIN」はとても重要な役割を果たしています。
ここでは、「ASIN」について
また、「ISBN、UPS、JAN、EAN」についても解説します。
ASINコードとは?
「ASIN」は
「Amazon Standard Identification Number」の略で、
Amazonサイトの商品詳細ページに表示されています。
ASINコードは、Amazonグループの独自のコードで
書籍以外の商品を識別する10桁の固有番号です。
同じ商品は、どの国のamazonでも、同じASINコードで管理されています。
例)こちらのソファーカバーの場合「ASIN」は「B075JCPVHJ」です。
書籍の場合、Amazon.co.jp のカタログでは
ASINではなく、ISBNの番号が使用されています。
書籍以外(CD、DVD、ビデオ、ソフトウェア、ゲームなど)の商品は、
新しい商品のカタログをアップロードする際に
ASINが作成されます。
また、ASINには各商品の詳細
(書籍の場合は寸法やページ数、CDの場合は枚数)
など、商品に関連する情報も含まれています。
ISBNコード
「ISBN」は
「International Standard Book Number」の略で、
国際標準図書番号のことを指します。
書籍、コミック・ムック、カセットテープ・ビデオ・CD等の電子出版物
などの出版物の発行国や出版社、書名を特定する固有番号で、
主に10桁または13桁の識別番号で構成されています。
(2007年1月以降に付番されている番号はすべて13桁です。)
ISBNは、書籍の裏表紙などにバーコードが印刷されており、
Amazon.co.jp のカタログでは、
カタログのASINと同じ番号が使用されています。
UPCコード
「UPC」は
「Universal Product Code」の略で、
米国の流通コードセンターが付番する12桁の商品コードです。
UPCによって、商品やメーカー、属性などが分かるようになっています。
通常は商品ラベルやパッケージ上に、バーコードで印字されています。
JAN/EANコード
「JAN」は
「Japanese Article Number」の略で、
日本の共通商品コードです。
流通情報システムの重要な基盤となっています。
国際的には「EAN」(European Article Number)、
として、アメリカでは「UPC」と呼称されていおり、
世界100カ国以上で使用されています。
EANコードは、
12-13桁からなる製品コードで
米国外で生産された商品に使用されます。
JAN(EAN)コードは
メーカーコードと商品アイテムコード、チェックデジットにより構成されていて
商品の外側にバーコードで表示されています。
これらの商品コードはカタログの品質の向上、
商品の検索を簡単にするなど、小売業の経営管理をする上でとても重要です。
JANメーカーコードは(財)流通システム開発センターが、
商品アイテムコードはJANメーカーコードの登録企業が設定、管理しています。
JANを使用するには、
(財)流通システム開発センターに登録しなければなりません。
JANコード利用の手引き/登録申請書を購入しましょう。
最後に
「ASINコード」だけでなく
- ISBNコード
- UPSコード
- JANコード
- EANコード
についても解説しました。
これらのコードの意味や違いを
しっかりと理解することで
商品リサーチをする際に
無駄な時間を奪われることが減るかもしれません。
Amazon輸出やAmazon輸入を
これから始めようとしている方は
是非この記事を参考に理解を深めていただければ幸いです。