Amazon一括出品ツールの役割と「商品リサーチ」ツールとの連携について
目次
本日はAmazonでの
出品作業についてお話します。
既にAmazonを通して
物販をされている方であれば
経験済でしょうが
通常、商品登録(出品)するには
1品ずつの出品が基本です。
ですが、それには時間が掛かります。
そこで、登場するのが
一括出品を行う為に用いる
Amazonツールということになりますが
Amazonでは1点ずつの商品登録(出品)とは別に
一括出品を推奨しております。
一括出品するには
Amazonから提供されるCSVファイルを
使って一度にアップロードする形を取りますが
それの利便性を示す為に
まずは通常の商品登録(出品)から
概要を説明して参りたいと思います。
Amazon商品登録(1点ずつ)
Amazonで商品登録(出品)を行うには
まず「Amazon-seller-central」に
ログインするところからです。
セラーセントラルにログイン後
上部メニュー「在庫>商品登録」へと進み
商品登録画面に遷移します。
そこから商品登録の対象となる
ASIN(JAN)コードや商品型番から
該当する商品を検索して
1品ずつの出品作業に入っていく訳ですが
前述した様に、1品ずつの出品には
相当の時間を要します。
Amazonでの販売形態に応じて
「出品者在庫」と「FBA在庫」とに
入力項目が分かれるのですが
その中の出品者在庫を入力例として
出品するのに必要な項目を解説します。
入力項目は以下の通りです。
- 出品者SKU
- コンディション
- コンディション説明
- 販売価格
- ポイント
- 在庫
- リードタイム
それぞれの項目を簡単に説明しますと
まず「出品者SKU」とは
商品管理番号のことを指します。
商品名とは別に自分が在庫管理を円滑にする為に独自に設ける識別子であり付け方は自由ですが仕入日時、仕入価格、在庫数等を組み合わせる方が多い様です。
「コンディション」とは商品の状態を表すものですので新品は新品しかありませんが中古品であれば「ほぼ新品 ~ 可」を設定しなければなりません。
※コレクター商品も同様です。
「コンディション説明」は上記のコンディションに関する詳細な説明を記載するエリアです。
ここは任意に記載できますので例えば、外箱に若干の傷ありや多少の破れがあるのでご留意くださいといった書き方が一般的です。
また、出品者在庫(自己発送)であれば商品状態の他に、2,000円以上のお買い上げで送料無料といった配送に関する注記もここに書くことができます。
ここは必須項目ではありませんので無記名でも問題はありませんが実際に、各出品者が並んでいる状況で詳細な説明をしている方と無記名の方では全く印象が違ってきます。
よって書くべきです。
「販売価格」は文字通り商品を販売する価格ですが出品者在庫の場合にはこの価格に加え商品カテゴリに応じた「配送料」が発生しますので、売上として入金されるのは「販売価格」+「配送料」となります。
「ポイント」とはAmazonポイントといって購入者に還元されるものです。
1ポイント=1円となりますが例えば販売価格を1,000円で出品しAmazonポイントを10%に設定すれば実質的な販売価格は「900円」となります。
※単位は%での指定となります。
「在庫」は販売する数量であり「リードタイム」とは出荷するまでに掛かる作業日数のことを指しますのでここを仮に3日に設定すれば受注後、3日経過するまでに発送を行い購入者に通知を出さなければなりません。
この7項目中必須項目は「コンディション,販売価格,在庫」の3項目のみですが任意である項目でもほぼ入力した方が良い項目ばかりですので作業量は1商品につき7項目あると言えます。
出品数が10個になれば単純に70項目の入力が必要ですのでこの作業を効率化する為にAmazon一括出品ツールを使います。
Amazonアップロードによる一括商品登録
上記で説明した出品作業を合理化する為に一括出品ツールを使います。
最初は先程と同様に「Amazon-seller-central」へログイン後「在庫>アップロードによる一括商品登録」へ進みます。
ここでは一括出品に必要な一括出品ファイルのダウンロードとそのファイルを使った一括出品作業の二つの役割を果たします。
流れとしては単純で
- 一括出品ファイルのダウンロード
- ファイル内に出品対象の商品を入力
- 一括出品ファイルをテキスト形式で保存
- 一括出品ファイルをアップロード
この流れで作業は完了します。
ここからの説明は長くなりますので「Amazon出品大学」が提供する手順解説の動画を参考にしてください。
アマトピア「商品リサーチ」からの一括出品
一括出品の流れはAmazonの公式動画でご理解頂けたでしょうか。
この作業を経ることで仮に100品の商品登録(1品ずつ)に掛かる作業時間が一度に終了する訳ですから利用しない手はありません。
このことからファイルによる一括出品作業を全面的に推奨するのですが「出品」行為という工程は販売する商品が、既にある状況での話です。
しかし出品を行う商品を見つけるには商品リサーチという行為が必要です。
アマトピアでもその利便性を上げるために商品リサーチツールの開発を手掛けています。
商品リサーチの能力には他(他社ツール)に例を見ないと誇れるほどユーザが本当に必要とする能力を吟味した上で搭載しておりますが出品ツールに関しましてはAmazonの一括出品ツールが優れていると認識しておりますので無駄に出品ツールを商品リサーチツールに付属させるような真似は致しません。
商品リサーチによって得られた商品情報をAmazonでそのままアップロードできる形の出品形式ファイルの出力に留めております。
「アマトピア」というツール自体は統合型ツールの位置付けとして価格改定や在庫追跡と同様にその中の1つのツールという形で商品リサーチを販売しますがこと「出品ツール」に関しては独立させるまでのツールではないという考えです。
無駄なツールを付属させない分各々の利用価格は相場よりも遥かに安価となります。
商品の一括出品作業は商品リサーチツールからの延長として捉えて頂けると幸いです。