Amazon輸出FBAでの送料は馬鹿にできない【物流の基本を学ぼう】
目次
Amazon輸出では
無在庫販売とFBA販売を比較した場合
送料で大きく違いが出ます。
無在庫販売の場合は
基本的に1品1品を顧客へ直送する為
純粋に送料が発生してしまいます。
日本郵便での発送になるでしょうから
最低でも、1品1,000円前後が
相場かと思います。
ですが、FBAでは纏めて送る
ということができますので
1品あたりの送料はかなり落とせます。
「DHL」の活用
AmazonFBAを利用したい場合には
多くがDHLを使うことになります。
見積り方法は、実重量と
容積重量のどちらか大きい方で算出され
実際には、実重量よりも
容積重量が大きくなることが殆どですので
そちらが採用されます。
「縦×横×高さ/5,000の計算式」
ですが、段ボールで梱包したものを
一度に纏めて送ることを考えれば
容積重量は大変有利です。
「FBA倉庫」まで直送するルートの選択
DHLを利用する一方で
海外にあるAmazon輸出FBA納品代行業者の
倉庫からFBA倉庫まで直送するサービスへ
目を向けてみましょう。
このサービスは
まず自宅からアメリカのFBA代行会社倉庫まで
送ります。
これは、通常amazon輸出を
行っている時と同様に
日本郵便で送ることができますので
容積重量を考える必要はありません。
アメリカのFBA代行会社へ荷物が到着すると
そこからAmazonFBA倉庫に
商品を送ってくれます。
「UPS」の選択を視野に入れる
このサービスを利用する場合のポイントとして
FBA代行会社からアマゾンの倉庫に送る時に
Amazon-Partnered Carrierを指定できる
サービスを提供している会社がおすすめです。
Amazon-Partnered Carrier(UPS)を利用すると
送料が格段に安くなります。
但し、Amazon-Partnered Carrier(UPS)を
利用した場合、結構時間がかかりますので
そこは認識しておく必要があります。
このプランでの利点として
日本郵便などを利用して
アメリカの代行会社まで発送できるので
発送料金が安くあげる事ができます。
また、アメリカの代行業者から
FBA倉庫までをAmazon-Partnered Carrierを
利用すれば、更に費用を抑える事が
できると思います。
反対にマイナス面ですが
FBA倉庫到着までに
かなりの時間を要します。
代行業者からFBA倉庫までを
Amazon-Partnered Carrieで利用する事が
多いのですが、大体「2週間」程トータルで
掛かってしまいます。
インボイスも自分で作らなければ
ならないので、書き方によっては
関税で引っかかる恐れがあります。
商品ダメージもFedexやDHLなどと比較すると
日本郵便の場合はダメージを
受けやすいかもしれないです。
アメリカの代行業者までは
最低でも「EMS」を利用した方がいいのでは
ないかと思っています。
FBA納品で発生する費用について
AmazonFBAへ荷物を納品する際には
「Shipping Charge」が掛かります。
この費用は算出する際に
段ボールの大きさ、重量等が
左右してしまいますので
おおよそで1個単位に置ける送料を
把握しておくことが後々の管理に楽となります。
一般的には、100グラム単位で
100円-150円程度に収束しますので
それを頭の片隅に入れておいて頂ければ
充分かと思います。
無在庫販売の1品1,000円台よりも
相当カットでき、100円程度まで
抑えられると思いますので
全体的な利益を考えるなら
AmazonFBAの利用を選択しましょう。
最後に
「amazon輸出fbaに掛かる送料とは」
FBAを利用する上で
様々な手数料をとられますが
しっかり把握しておかないと
意外なところで
損益分岐点に絡むかもしれません。
この機会に、送料について理解しましょう。