【セラー向け】Amazonプライムデー2022について準備をしよう
目次
Amazonプライムデーは、Amazonのセラーにとって1年で最も売り上げに期待できるビッグセールイベントです。 昨年はプライムデー期間だけで、世界で2億5000万点以上の商品が購入されたようです。 したがって、プライムデーに向けて入念に準備を進めることにはとても価値があります。プライムデー当日の対応だけでなく、前もって準備することが非常に重要です。 毎年、プライムデーでは新しいトレンドがあり、Amazon自身のアプローチにも変化や発展が見られます。 2022年のプライムデーがどのようなイベントになるのか、見直すべきぽいんとなどこれまでに分かっていることを紹介していきます。
Amazonプライムデー2022はいつ行われるのか?
今年のプライムデーは7月12-13日の二日間開催されます。 2020年の例外を除き、プライムデーは七月に開催されていることがわかっています。(2020年は例外的に10月。) なぜ夏に開催されるのかというと、多くのセラーにとって、この時期は売上が低迷してしまうからです。 プライムデーは、在庫を売り払り利益を生み出すチャンスとして歓迎されています。 もちろん、プライムデーがいつなのか、いつまで続くのか、明言されておらず、それはAmazonのみ知っています。Amazonプライムデーの準備はいつから行うべきか?
Amazonはセラーに対し、6月29日を目処にAmazonFBA倉庫に在庫を送るよう要請しています。 納品以外にもやらなければいけないことはたくさんあります。 プライムデーに限らず、何事でも常日頃からの準備が重要なのはみなさん承知のことでしょう。 先ほども述べましたが、プライムデーでは一年で一番の売り上げが期待できます。 最低でも2週間、余裕があれば1ヶ月ほどの準備に時間を割いてもいいほどの価値があります。 いまからでも遅くはありません、重要になってくるポイントをいくつか解説していきます。Amazonプライムデーで注目するべきポイント

1. セール期間中の広告費を見直す
Amazonのプライムデーでは、毎年何百万人ものユーザーがセール商品を求めてAmazonを訪れ、また、それらのユーザーの目を奪い合うセラー間の競争も発生しています。 これが何を意味するかというと広告の競争も激化するということです。 特に一部のセラーがプライムデーのために予算や入札価格を増やしがちです。 残念なことに、Amazonの広告費は年々指数関数的に増加しています。 ユーザーがAmazon上で最初に目にする20の商品のうち、広告以外の自然検索商品はわずか4つほどです。 広告コストが非常に高くなってしまったために、広告費に年間数千万ドル以上かけていたセラーが、今では広告に全くかけなくなってしまったという例も見ています。 プライムデーに向けて、入札戦略を慎重に検討し、入札価格の上昇や予算不足など想定外の事態を避けましょう。 売れ筋商品や利益率の高い商品については、最もパフォーマンスの高いキーワードで競争力を維持するために通常時以上の広告費を支払う価値があるでしょう。 しかし、それ以外の商品に関しては、他のキーワードに力を入れたり、売れ筋商品のために広告資金を再配分する方が良いかもしれません。 日頃からさまざまなオプションで広告のテストすることで、どのような入札戦略が最も売上を伸ばす可能性が高いかを事前に確認することができるようになります。 もちろんセール時のデータを取ることで来年のプライムデーはより良いものへと昇華できるはずです。 セール時以外には広告費の幾らかを新規テストに回すことをオススメしています。2.全ての商品ページが最適化されているか確認する
当たり前のことを言いますが、あなたのブランドがユーザーに対して与えられる第一印象は一度きりです。 プライムデーは人の流入が多く、これまで出会ったことのない新規顧客との出会いの場になっています。その第一印象の効果はかなり重要なものになるでしょう。 タイトルから重要なキーワードが抜けていたり、写真がイマイチ伝わりづらかったりすると、何十人、何百人もの潜在顧客があなたの商品ではなく、競合の商品をクリックするでしょう。写真やキーワードが完璧であなたの商品をクリックしたとしても、分かりづらい説明文や商品ページのせいで、競合から購入する可能性があります。 定期的に商品ページに不備がないか、改善すべき点がないかをチェックすることはとても良い習慣です。 面倒で後回しにしている方もプライムデーが近づくこの機会に、是非一度見直してみてください。 商品ページを改善することで広告の効果もアップするはずです。下記記事を参考にしてみてください。 [blogcard url="https://amatopia.jp/points-to-review/"]3. 競争力のある価格に設定する
プライムデーは、買い手側からみるとお得なことばかりです。セラーの皆様も1ユーザーとして買い手側に回ることも多いのではないでしょうか。 セラーの立場からすれば、利益を上げることが常に最大の目標ですが、 プライムデーでは、販売の質よりも量を重視する傾向が強くなることを忘れないでください。 競争力のある価格で販売数を伸ばすことは、短期的にはROIを低下させるかもしれませんが、 これらの売上によって 多くの商品レビュー、ブランド認知、商品ランキングの向上が望めます。 長期的な目で見ればこれ以上ない利点となるでしょう。 競合他社がどのような価格設定をしているかを常にチェックし、余裕のある製品については競合他社に負けないような価格設定を心がけましょう。 価格はセール前に提出することになっていますが、セール期間になったら競合の価格をチェックしてクーポン等を利用して価格を調整してください。4. Amazon以外のプラットフォームで広告・プロモーションを行う
プライムデー期間中ほど、広告やSNSプロモーションを行うのに最適な時期はありません。 ブラックフライデーなどのホリデー期間もこれらのプロモーションを行うのに適していますが、第4四半期はすべての小売店とも競合することになります。 プライムデーはAmazonだけのものなので、多くセラーは広告予算全体をAmazon広告に集中させます。 昨年ほとんどのセラーがAmazon広告に集中し、広告価格競争が激化する中で、 Amazon広告の代わりにFacebook広告やinstagram広告など、他のツールを使用して商品へのトラフィックを増やし見事に売上を増加させたセラーを拝見いたしました。 Amazon広告の入札競争を回避して、サイト外の広告を利用して、商品やAmazonブランドストアに直接誘導する方法を試すのも効果的な戦略と言えるでしょう。5. トレンドが何かを常に追っていく
Amazonでのトレンドは、Amazonのおかげで簡単に把握することができます。 Amazonのメインページの左上にある「すべて」のドロップダウンメニューから、「ランキング」、「新着商品」、「人気度ランキング」の商品に簡単にアクセスすることができます。

6. 季節外れの冬用商品も売れる?
何がトレンドなのかを知り、そのトレンドを活用することはマーケティングの基本です。 しかし、プライムデーにはあらゆる種類のものを探している何百万人もの潜在的な購入者がサイトにやってくることを心に留めておいてください。 プライムデーにおいては、多くの顧客が実際の必要性よりもお買い得感で動いているため、季節外れの商品であっても販売数を伸ばすことが期待できます。 売れ筋商品と関連性の高い商品に100%全精力を傾けてしまうのは間違いです。 プライムデーでは、バーゲンハンターをターゲットにして、人気のない商品や季節外れの商品を売り出す絶好の機会として活用することも考慮してください。Amazonプライムデーの後にすべきこと
