Amazonの検索数を調べる方法【キーワードプランナーやツールを使った方法を解説します】
目次
Amazon販売において、適切なキーワードを設定する事が非常に重要となります。
あまり検索されていないキーワードを設定してしまうと、そもそも検索自体がされないので商品を見てもらえることはまずありません。
そうなると、当然商品も売れなくなってしまいます。
「どういったキーワードで検索されているのか」を知ることが、Amazon販売のキーワード選定では必要となります。
そこでこちらでは、Amazonの検索数を調べる方法について詳しく解説していきます。
検索されているキーワードが知りたい、キーワード選定に悩んでいるという方は是非参考にしてください。
Amazonの検索結果上位表示を目指すためには欠かせない、Amazonのキーワードツールをまとめてご紹介します。 Amazonの検索結果上位表示のためにたくさんキーワードを入れればいい、関連があればとりあえずキーワードに設定したほうが良い、という考え方は間違っていると言えます。 ...
GoogleキーワードプランナーでAmazonの検索数を調べる方法
Googleキーワードプランナーとは、Google 広告(旧 Google Adwords)内に用意された機能の一つです。
Googleが保有する膨大な検索データを利用して、広告配信やコンテンツ作成、商品販売におけるキーワードを見つけたり、
キーワードごとの検索数を確認する事ができる無料のツールです。
このGoogleキーワードプランナーを使えば、Googleの検索数をAmazonに見立ててAmazonの検索数を調べることができます。
Googleキーワードプランナーを利用するメリットは、客観的なキーワードを加えてくれる点にあると言えます。
よく検索されているキーワードを調べたり、どんなキーワードが、どのくらいのボリュームがあるのか、を簡単に調べることが可能です。
早速、GoogleキーワードプランナーでAmazonの検索数を調べる方法について解説していきます。
- Googleのアカウントを作成する
- Googleアドワーズに登録する
- キーワードプランナーを開く
- 検索数を調べる
Googleのアカウントを作成する
Googleキーワードプランナーを利用するためには、まずGoogleのアカウントが必要となります。
まだGoogleアカウントを持っていないという方は、この次の項目で説明する「Googleアドワーズ」登録時に必須となるので、必ず作成しておきましょう。
→GmailからGoogleアカウントを作成する
Googleアドワーズに登録する
Googleキーワードプランナーを利用するためには、Googleアドワーズへの登録が必須となります。
(GoogleアドワーズとはGoogleが運営する広告主向けの広告出稿サービスのことです。)
Googleアドワーズに登録するには、まずGoogleキーワードプランナーにアクセスし、「今すぐ作成」をクリックします。
必要情報の入力画面になるので、アカウント情報を入力してキャンペーンの登録画面に進みます。
キーワードプランナーを開く
登録が済んだら、Googleアドワーズの管理画面にアクセスし、「ツール」>「プランニング」>「キーワードプランナー」を開きましょう。
検索数を調べる
「新しいキーワードを見つける」を選択し、検索数を調べたいキーワードを入力します。
例えばピアノで調べたい場合には「電子ピアノ」などと入力して、「結果を表示」をクリックします。
すると、キーワード毎に「月間平均検索ボリューム」が表示されるので、どんなキーワードでどれくらい検索されているのかがわかります。
また、検索数が多い順番に並び替えることもできます。
検索のボリュームが多い=検索されているキーワードになりますので、それだけ有効なキーワードである可能性は高いと考えられます。
あくまでもGoogleでの検索数になりますので、Amazon内での検索数とは異なるかもしれませんが、このようにしてGoogleの検索数をAmazonに見立てれば大体の検索数が予測できます。
Amazonのキーワードツールと合わせてGoogleキーワードプランナーも活用していくと良いでしょう。
関連:Amazonのキーワードツールまとめ【Amazonの検索結果上位表示を目指す】
Googleキーワードプランナーの注意点
キーワードプランナーはあくまでもGoogleの検索エンジンに関する情報となっています。
なので、Amazonやその他の検索エンジンには当てはまらないので、Googleキーワードプランナーだけを使用するのはおすすめしません。
あくまでも、参考程度に考える様にすると良いでしょう。
また、キーワードプランナーに表示される「競合性」は、Google広告表示枠における競合性となっています。
そのため競合性が低いからといって、必ずしもAmazonの検索で上位表示しやすいというわけではありません。
Googleキーワードプランナーの競合性は「広告費をかけてまで狙うキーワードか」を判断する際に参考にすると良いでしょう。
アマトピアのSEO対策ツールを使ってAmazonの検索数を調べる方法
先ほどご紹介した「GoogleキーワードプランナーでAmazonの検索数を調べる方法」は、あくまでもGoogleの検索結果になります。
では、どうしたらAmazonの検索数を調べる事ができるでしょうか。
ここで必要となるのが「ツール」です。
ツールを使えば、Amazonの検索数を正確に調べることができるので、最も的確なキーワードを見つける事ができるでしょう。
ここからは、アマトピアのSEO対策ツールを使ってAmazonの検索数を調べる方法をご紹介します。
- 「キーワードランキング」を開く
- 追加する商品のASINコードまたはURLと国を選択
- キーワードを追加する
「キーワードランキング」を開く
まずはアマトピア>SEO対策>キーワードランキングを開きます。
追加する商品のASINコードまたはURLと国を選択
Amazonの検索数を調べたい商品のASINコードまたは商品名を入力し、リサーチ対象の国を選択します。
最後に「追加」のボタンを押して検索が開始されます。
※検索結果が完全に表示されるまで10分ほどかかります。
キーワードを追加する
商品が表示されたら、検索数を調べたいキーワードを入力します。
開業すると複数のキーワードを入力できます。
キーワード毎の検索数が下のように確認できます。
Amazonはもちろん、GoogleやYouTube、ebayでの検索数も見ることができます。
また、期間を指定できるので「どの期間に」「どのくらい」検索されたかがわかります。
【各項目】
- 対象総件数:Amazonの商品数
- Amazon:検索数
- Google:検索数
- Youtube:検索数
- ebay:検索数
- CPC:Google
- 競合度
- 現在ランキング
- 最高ランキング
- ランキング上昇回数
- 操作:グラフや商品ページへ遷移可能
なお、競合度はライバルページの強さや、商品数に対する検索数の多さなどを総合的に判断した指標が表示されます。
つまり星の数が多いほど、競合度が高く競争率の高い人気のキーワードになるため、注意が必要です。
このような競争率の高いキーワードは検索数は多いものの、商品ページの作り込みや広告運用能力がないと上位表示させることは不可能です。
なので、こういった分野に自信がない場合は、競争率の高いキーワードは避けるべきでしょう。
なお、各メディアの検索数は検索を開始した日から1年間まで遡って情報を取得可能です。
検索数の推移はグラフでも確認できるので分かりやすいですね。
一度検索をした後も後からキーワードを追加できるので、1つの商品ページに対して複数のキーワードを設定して検索数の調査ができます。
Amazonの検索数に対する考え方と指標の見方
Amazonの検索数が多ければ多いほど有効なキーワードである、とは言えません。
検索数が1万だから売れるキーワード、検索数が100だから売れないキーワード、というわけではないという事です。
では何を基準に効果的なキーワードである、と判断できるのでしょうか。
効果的なキーワードをAmazonの検索数から判断するためには、Amazonの商品数に対する検索数がどれくらいか、を調べる事が重要となります。
例えば、①商品数が10万件で検索数が1万件の商品、②商品数が10件で検索数が100件だったらどうでしょう。
一見、前者の①の商品の方が売れるような気がするでしょう。
しかし、実際には後者の②の商品の方が売れやすいです。
その理由は、商品数÷検索数で相対的指標を考えてみるとわかるかと思います。
①の場合は相対値が1になりますが、②の場合は相対値が0.1となります。
この相対的指標はつまり、ライバルがどれだけいるかを表しているので、数値の低い②の商品の方がライバルが少なく売れやすいという事が分かります。
ただし、あまりにも検索数が少なすぎてもやはり売れていきませんので、最低でも月の検索数が100件以上の商品を選ぶようにすると良いでしょう。
このようにキーワード毎に相対的指標を比較し、競合に勝てるキーワードが5つ以上揃うのであれば、商品の仕入れやOEMを行って良いと判断できます。
また、日本Amazonで販売をする場合は、Amazonの検索数だけではなくGoogleの検索数や競合度もチェックしてください。
アマトピアのSEO対策ツールを使用したときに競合度が低い(★の数が少ない)ほどライバルが少ないので、あとは検索数が多ければ狙い目と言えます。
Amazon以外の検索数も必ずチェック
「Amazonで販売をするからAmazonの検索数だけ調べればいい」と思っている方は多いです。
しかし、実際にはAmazon以外の検索数も非常に重要となるので、必ずチェックすべきだと言えます。
例えば、国内Amazonで販売をする場合はAmazonの他に、楽天やYahoo!ショッピング、自社ショップで販売する場合は、AmazonやGoogleの検索数を調べるべきです。
海外で販売をする場合は、AmazonやGoogle、ebayの指標が非常に参考になります。
さらに上級者になると、InstagramやTwitter、FacebookといったSNSメディアでの検索数も調査が必要となります。
特にAmazonはSNSでの集客力がありませんので、Amazon外からの集客が特に重要となっています。
そういった意味で、自社ショップにSNSやYouTubeなどで集客ができている方は非常に有利でしょう。
また、主要SNS以外にもメルマガやLINE公式アカウントを活用してファンを作り、新作商品の告知を行うだけでも検索数は上がります。
Amazon販売だけに限らず、EC業界で勝ち抜いていくためにもAmazonの検索数やその他の検索数を調べる事は非常に重要となります。
特にAmazonの検索数はGoogleの検索数に匹敵するくらい重要な指標となっているので、ツールを活用して検索数を把握する必要があるでしょう。
最後に
Amazonの検索数を調べる方法について、キーワードプランナーやツールを使った方法を解説しました。
Googleキーワードプランナーでもある程度の検索数予測はできますが、あくまでもGoogle検索エンジンなので、
Amazonの検索数が調査できるツールも一緒に使うようにすると、より正確に検索数の調査ができ売れる商品・キーワードを見つけることができるようになるはずです。
Amazonの検索結果上位表示を目指すためには欠かせない、Amazonのキーワードツールをまとめてご紹介します。 Amazonの検索結果上位表示のためにたくさんキーワードを入れればいい、関連があればとりあえずキーワードに設定したほうが良い、という考え方は間違っていると言えます。 ...